2007年11月16日

法と道徳

 11月16日加筆
 神戸市の私立高校で恐喝による自殺事件が起きました。いじめる側もまさかこのような大問題につながるとは考えてもいなかったことでしょう。いじめられる側もいじめる側も互いに、そしてその周りの関係者まで不幸のどん底に突き落とされてしまいます。11月16日の読売新聞朝刊にも全国のいじめの調査が掲載されていましたが、明らかに一昔前とは異なるぐらい、その数は以上に増えています。
 このようなことはあってはならないことです。思うに、私の青少年期の意識状態と、現在のそれとでは大きく様変わりしてきているようです。
 まず道徳的な規範意識が著しく廃れてきていることがあります。そして、ライブドア事件などに象徴されるように、拝金主義が主流となり、精神的価値を軽んじる傾向が強くなっています。 
 先日の新聞にも、このたびの教育改革では道徳教育の導入を見送ったとあります。しかし、現在最も必要な教育内容は道徳です。何かの理由をつけて道徳を教えないのであれば、せめて、青少年の不法行為を取り締まる法律の存在をしっかりと知らしめておく必要があります。いくら少年法によって、14歳以下の少年・児童への、実際の成人に科せられる刑罰が緩和されるといっても、本来刑事罰として厳しく処罰されることを知らなさ過ぎます。
 青少年は人としてやってよいこと、悪いことぐらいは、当然理解しています。なぜなら、そのような悪事は人の見えないところで実行している場合がほとんどだからです。
 小さいころからちゃんとした道徳的観念を植え付けておかないと、後々に響きます。問題行動を起こす可能性のある生徒には特別な道徳教育を課すこと、そして小学高学年以上からは刑法の基本くらいは教えておくことが大切でしょう。(道徳教育を否定するのであれば最低限、人の道を外れたらこうなるぞ、ということを知らせておくべきです。そうすれば、非行に走らなかったであろうと思われる事例も多くあると思います。)
 また、いくら言論・表現の自由があるからといって、マスメディアによる、青少年の非行を題材とするドラマやストーリーを容認するのは、その内容をそのまま青少年がまねをしてしまうので、規制をかけるべきです。自由といってもいじめの自由や非行の自由、虐待の自由は当然認められません。
posted by primeashiya at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 教務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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